銀盤ノ巻

「せっかく手作りで、世界に一つしかない銀モノを手に入れたのに、、、実際どうやってる作ってんの?」

 本当に素朴な疑問で、当たり前の質問メールが、多く寄せられてきました。。
  ですので、ここでは、皆様にもっと貮百式を知って頂くために、完成するまでの製作工程を、ほんの一部ですが、紹介したいと思います。。

 

 

"粋"リングが出来るまで

一番シンプルな、"粋"シリーズから、上の商品を作っていく工程を紹介しましょう。。

溶解 @ まず、銀の地金を溶かす所から始めます。。
あらかじめ量っておいた、必要な量の銀の玉状の地金を、耐熱皿の上で、バーナーで溶かします。。
この時、炎の周りの温度は一気に上がるので、夏はたまりません(笑)
伸ばし A 最初のうちは、真っ赤な状態で叩くんですが、ある程度形が出来てきたら、何回も火にかけながら、なまして叩いていきます。。
なますと言うのは、銀が熔けないところまで、火にかけて、分子を分解させる事です。。
金槌で叩くと、分子は密集し硬くなり、、なますと分子は分解し、軟らかくなるのです。。
鍛金 B 上の写真の銀と同じ物ですよ。。
何回もなまし、叩き、ここまで伸ばしました。。
ここまで伸ばしたら、真っ直ぐに、平らに、形を整える作業に入ります。。

最初の頃は、よく指を叩いたものです。。血豆が痛いんですよ(笑)
丸め C さて、丸めていきましょう。。
丸める前に刻印を打っておきました。。リングの中には、"貮百式"と、"純銀"と、2つの刻印を押してますね。。
それから、ゲージ棒を使って、リングの状態にしていきます。。ここからは金槌ではなく、木槌に持ち替えます!!
微調整 D もう、リングらしくなってきたでしょ!!
これから、リングをつなげるロウ付けの作業に入ります。
そのために、隙間を開けないように、ぴったりくっ付ける必要があります。寸分の狂いも無く、付けなければいけないので、何回もヤスリをかけたりします。。
もしかしたら、ここが一番慎重にやってるかもしれませんね。。
ロウ付け E さっきのリングの繋ぎ目に、銀のロウ金を乗せます。。ロウ金と言うのは、銀と真鍮を割った物です。。銀に真鍮を混ぜることで、熔ける温度が変わります。。
地金を熔かさずに、銀のロウ金だけを熔かして、繋ぎ目に流し込むのです。。
第一工程完了 F これがロウ付けした状態です。。
この状態では、とても商品にならないので(笑)表面の無駄なロウ金を、ヤスリで落としていきます。。
これで始めてリングの形になりましたね。。
サイズ調整 G さぁ、形を整えていきましょう。。
皆さんの注文のサイズに、ピッタリの状態まで、大きさを整えていきます。。
"ぶっ叩き"や"ぶち込み"は、ここからまた金槌を入れます。。何種類も金槌があるので、模様にあわせて、叩いてます
仕上げ

H もうここまで出来たら、仕上げの段階です。。
ここからは、指ざわりを良くする為に、内側もヤスリで落とし、表面も荒いヤスリから、だんだん目の細かいヤスリに変えていきます。。

ここまで手作業で進めていきます。
 リューターに持ち替え、400番から1500番のペーパーを掛け、その後シリコンポインタで磨きます。。

磨き

I 最後にバフで磨きます。

手作業でも仕上げる事はできますが、やはり機械は素晴らしいです。
磨き粉を付けて、ピカピカの状態にします。。


はい、完成で〜す。
完成こうして、貮百式リングが作られています。

 

 

 

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